今時の平屋でを知ろう！間取りの考え方

平屋建てと聞くと、昔の日本のお家をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし世帯人数や、間取りの考え方も変化があり、注文住宅でも平屋建ての提案は増えてきています。
若い方や子育て世帯の人気も高まってきている平屋住宅の間取りについてメリット、デメリット含め解説していきます。

・メリット
ワンフロアーで考える間取り作り
平屋住宅の大きなメリットです。
マンションなどをイメージして頂くといいかもしれません。
全ての空間がワンフロアーに集約されている為、移動が少なくデッドスペースが発生しにくいです。
上下階への移動も不要となるので、バリアフリー効果も望めます。

生活導線が効率よく検討できる
上下階の移動がないため、生活上負担の少ない導線が確保できます。
毎日の洗濯もベランダ（バルコニー）に干しに行く必要もなく、買い物した荷物も2階に運ぶ必要もありません。

・デメリット
敷地の大きさを確保
ワンフロアーに全てが集約される分、建築面積はおのずと大きくなります。
用途地域に対しての建ぺい率、容積率も変化してくるため、建築する際にはある程度大きい敷地が必要となります。

日当たりの確保が難しい
お家の中央部分に配置される居室は、周りの居室に囲われてしまう為、日当たり（採光）の確保は難くなります。

・間取り検討ポイント
おおまかなメリット・デメリットを紹介してきましたが、ちょっとした工夫により、メリットをのばす、デメリットを解消することは可能です。
平屋ならではの自由度を活かして間取りを考えてみましょう。
リビングから地続きのウッドデッキなどを設置すれば家族の団欒スペースにもなり、物干しを設置すれば洗濯物を干す際にも導線はスムーズになります。
日当たりが確認しずらい空間には天窓を設置したり、勾配天井にして天井の高さを確保して光を取り入れつつ開放的な空間を演出するのもメリットにつながります。
特に注文住宅では幅広い提案が準備されているので、まずは相談してみるのは如何でしょうか。